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ちょっと怖い話

こんにちは、エステート北九州の谷﨑です。緊急事態宣言が終わるのを今か今かと待ちわびていましたが、どうやら延長の方向

のようです。だいぶ気候も夏に近くなりましたので、ここはひとつ私の実体験の怖い話でもしようかと思います。

あれはまだ私が大学生の時だったと思います。私は仲の良い友人と2人で小倉南区の某所を夜ドライブしていた時です。

友人がちょっとした心霊スポット的な神社が近くにあるので行ってみようと言い出し、私も興味本位でまあ良いかと思い2人で

その神社の前まで行ってみたのです。するとあまりの鬱蒼とした暗闇と鳥居の不気味なコントラストに震え上がり、結局前まで行っただけ

で私は「しょーもないけ、もう帰ろう」と言って2人で帰路についたのです。

しかし帰りの車の中で事件は起きました。なにやら女性の声で「うぅぅぅっぅぅぅうっぅぅぅぅ」というような低く呻くような声が

聞こえてきたのです。初めは空耳かと思い友人に「いまなんか言った?」と尋ねました。

すると友人は言ってないと言います。この間も私にはその声は聞こえているのです。「いやなんか言ったよね?」ともう一度

尋ねました。友人は私に「言ってないよ、なに言ってんの?」と否定します。

この時点で私にしか聞こえてないかもしれないと思いましたが、もしかしたら車内の音楽かもしれないと思い、車のスピーカー

に耳を近づけてみましたが、パンクロック的な音楽にそのような声が入っているはずもなく、私の最後の希望は打ち砕かれました。

自分にしか聞こえていないという恐怖に囚われた私は、完全に車中でパニックとなり、運転している友人の腕を掴み「うわああああ」

」と叫び声をあげ、友人は何が起こったか分からず「やめろ!いったいどうしたん?」と私の手を振り払います。

当然です。運転しているのですから。結局安全な所で車を止めてもらい、いったん平静を取り戻し、事の顛末を友人に話しました。

その後とりあえずお祓いのためと塩を買い、お互いと車に塩を撒きました。私はその後2日間眠れなくなりました。

しかし、よく考えると私はその心霊スポットに入ってもいませんし、むしろ帰ることを提案し、なにか悪い事をしたわけでも

ありません。なぜ私がそのような目に遭うのかと思うととても腹が立ちました。

やはり興味本位でそういった所へ近づくものではないと身をもって知りました。いったいあの声は何だったのか?

私は霊感的なものはいっさいありません。今でもその道を暗い時間に通るのは避けています。

友人はビックリしたでしょうね。改めてごめんなさい。

いかがでしたか?これから夏になるとそういった所へ遊び半分で行く人が増えますが、やめた方がいいですよ。

一度パニックになると落ち着いた行動をとる事は困難です。私は警鐘を鳴らします(笑)