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平成29年6月10日 山林の話

㈲エステート北九州の業務&近況日記 | 北九州市の不動産ならエステート北九州

こんにちわ。エステート北九州の谷﨑です。今日は山林のお話です。
昨日、弊社の丸山と共に売買予定の山林を現地調査してきました。ほとんどの山林のお隣はまた山林のため、境界標や目印になるものがなく、現況渡し、公簿売買の場合、その土地の範囲すら容易に判別不能な事が多く、我々の資料としての目印だけをつけてきました。

本来、土地家屋調査士さんによって確定測量を行い、渡す事が望ましいのは分かりますが、斜面の山林等は売買価格より測量経費の方が高くつくことも多いのも現状です。
もはや完全に忘れ去られた江戸時代くらいのお墓(?)や旧軍事施設、砦跡(?)らしきものが存在したり、予測の範囲を飛び越えるものもあります。

昨今は山林の相続登記がされずに完全放置の場所が多く、隣地の方から境界等のお話を聞こうにも、何処にいるのか、生きているのか、相続人はいるのか?すら全く分からない事も多いです。
これらに該当する極端な物件は取扱いをお断りせざるを得ない事もしばしばです。もっとスポットを当てて対策が必要な分野ですが、簡単ではない事が容易に理解できます…(-_-;)